守護霊は一世一代というわけではございません。
何らかの理由が発生した時に守護霊は交代することがあるのです。
その交代のよくある理由とその時のサインを今回の記事で紹介して参ります。
守護霊が交代する時のよくある理由
深刻なダメージを受けたから
守護霊は主人を守護するのが主な仕事です。
迫り来る脅威から身を挺して守るのでダメージを受けることが珍しくはありません。
そして時にそのダメージは深刻なものとなり（あるいは長年のダメージが蓄積して致命傷になることも）引退に追いやられることもございます。
とある方の例を紹介いたしましょう。
その方は福護霊という珍しい守護霊を有しておりました。
福護霊は主に人の福を守り、悪霊から送られてくる邪なる影響から身を呈して福を守る、過酷な役割を担う存在になります。
言わばその方にとっての「身代わり役」とも言える為に、福護霊としての平均寿命は非常に短く、短期間での交代が余儀なくされます。
そんな中でその方の福護霊であるサックは、福護霊としては異例である「8年」も務めあげました。
一般的に福護霊はそのあまりの過酷さゆえに、「3年間」が平均とされており、この期間中には別の福護霊へと交代するのが通例とも言われております。
しかしサックは持ち前の霊的能力を駆使し、なんと「8年間」も務めあげてくれたのです。
ただ…サックは、その方のご自宅付近に偶然にも近寄ってきた邪なる霊との激闘により、鮮烈なる深手を負う事となりました。
福護霊としての責務を全うした…そう褒めるべきなのですが、やはりあまりにも辛いものです。
偶然にもその方の守護霊の中には、ヒールを得意としている者がおり、その者の懸命なヒールによって何とか一命は取り留めました。
しかしダメージは深刻でサックはその方の福護霊という責任ある立場から退く事となったのです。
このような時はただ、引退するのではなく必ず後任の守護霊を自ら見つけ交渉してくれます。
サックの場合は、自分と似たタイプで尚且つ自分よりも優秀な守護霊を後任につれてきてくれました。
寿命が尽きかけているため
霊にも実は寿命があるのですが守護霊の場合はその寿命が近づくと、自ら代わりの守護霊を探してきて交代する事がございます。
その寿命は先でお伝えしたような業務に臨んでいる時に受けたダメージで寿命が縮んだり
あるいは、過労により命をすり減らし寿命が短くなることもございます。
衰えたため
霊といっても元々は人間ですからベースは私たちとそれほど変わりありません。
成長し、衰えるという点においても同じです。
そして明らかに衰えると自ら退職を志願し、別の守護霊と交代する事がございます。
私の友人の守護動物霊の身に起きた事を紹介いたしましょう。
奇妙に思うかもしれませんが、職業柄霊の友人は多いのです。
そして私には健次郎という名の犬の守護動物霊の友人がおります。
彼はある時を境に常々鼻があまり利かなくなってきた、何だか体がダルイと常々体調不良を訴えてきておりました。
そんな体の不調を訴えながらもしばらくは仕事をし続けてきたのですがその症状は日に日に悪化していき、ついには仕事に支障が出るレベルにまでなってしまったのです。
ですが霊とはいえ健次郎は今年15歳にもなる老犬。
むしろここまでよく頑張ってきたと言えるでしょう。
そしてこれ以上無理だと判断した健次郎は自己判断で自己退職をする事となったのです。
健次郎はとても主人の方に感情移入し、出来れば旅立つその時まで見守りたい気持ちが強かったそうです。
ですが自分の気持ちを優先させ迷惑をかけさせるわけにはいかまいと、退職を決意したのです。
健次郎にとってはとても辛い選択になったとは思いますが英断とも言えます。
何故なら健次郎は力の衰えから正直なところ十分な仕事が出来ていなかったのです。
その為、霊界からの評価は悪くなっておりました。
正式に解雇が下される事はありませんでしたが待遇が悪くなれば転職をするのが普通です。
しかしそれでも健次郎は完全に主人に感情移入をしておりました。
生まれた時から主人の傍でどんな時も主人と一緒にいたから主人は自分の子供の様なものなのでしょう。
主人の事が心配だから、主人の側を離れたくないからとの思いでどんなに体がキツかろうと頑なに主人の傍を離れようとしなかったのです。
そんな健次郎の姿を見ているのも私は辛かったです。
ですが遂にある日、健次郎の口から「これ以上ご主人様に迷惑をかけるわけにはいかない」と遂に退職の旨を上に報告し、新しい守護霊と交代する運びとなりました。
このように、あなたの知らないところでこのようなドラマが生まれ、守護霊の交代が起きている可能性は十分ございます。
違反をしたため
守護霊の中には守護霊の活動の域を超えた仕事をする守護霊も多いです。
そして中には守護霊の禁止事項に触れているような事も行ってしまう守護霊がおります。
それはほとんどの場合において自分の利益になるからではなく、主人のためとなります。
例えば主人の寿命を伸ばそうと動いたり
主人に大金が入るように運命を書き換えたり
主人の幸福のためのやりすぎた行為を行ってしまう守護霊がいらっしゃるのです。
その理由は全て主人への強い愛です。
多かれ少なかれ守護霊は主人への愛情は持っております。
しかしその愛情が強くなり過ぎてしまうと禁止事項も平気で行うようになってしまうのです。
もし、それが霊界に知られてしまうとその守護霊は重い罰を受け、守護霊の活動が二度とできなくなってしまいます。
守護霊の交代を示すサインとは？
- 何故か突然事態が好転した
- 体や心が突然軽くなったように感じた
- 突然、脳内に聞いた事もないような声が響くようになった
- 何故か良いことばかりが起きるようになった
このような事が起きる時はあなたの守護霊が新しい別の守護霊に代わった可能性がございます。
ちなみに何故このような良い現象が守護霊交代時に起きるのかというと主人へのアピールで特に初回は気合を入れた動きをするためです。
最後に一言
「もしかしたら最近自分の守護霊が変わったかも」
とこの記事を読んで思われた方は私までご相談ください。
こちらのリーディング鑑定にてあなたの守護霊が代わったかいないかを正確に読み取って参ります。
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